
昆布は和食には欠かせないとても大きい存在ですよね。でもみなさんは昆布がどうして美味しいか、ご存知でしょうか。今回はあまり知られていない、昆布の魅力をお届けします!
昆布ってなんでおいしいの?

昆布でダシをとると、なんとも言えない旨味があって料理も一味違ってきますよね。これは昆布の持つ、アミノ酸系の「グルタミン酸」という物質のせいです。乾燥昆布の他にも、パルメザンチーズや白菜、トマト、緑茶にも含まれているんです。昆布は生の状態のほうがアミノ酸系を保持しやすいので、一旦冷凍した昆布を軽く湯通しして「お刺身昆布」としていただく食べ方もあるようです。
おすすめ昆布
これから日本で採れる、おすすめの昆布を紹介します!
①真昆布(函館沿岸)

出典:www.hoodo.jp
厚みがあり幅が広い、昆布の高級品です。上品な甘味があり清澄なだしがとれます。用途は主にだし昆布、佃煮、塩昆布などです。
②羅臼昆布(羅臼沿)
茶褐色で羅臼オニコンブの別称があり、香りがよくやわらかく黄色味を帯びた濃厚でこくのあるおいしいだしがとれます。用途はだし昆布として、おやつ昆布、佃煮などです。
④日高昆布(日高沿岸)
三石昆布とも呼ばれ、濃い緑に黒味を帯びている。柔らかく煮えやすい昆布でだしにも使われる。用途は佃煮昆布、昆布巻、おでんなど。
見て分かるようにこれらの昆布はすべて北海道産です。
二度美味しい昆布の使い方

さてこれまで紹介してきたとおり、昆布は出汁用に使うことが多いです。みなさんは出汁をとった後、昆布をどうしていますか?なんとなく捨てている、という方が多数ではないでしょうか。でも出汁を取った後もミネラルなど栄養素はたっぷり残っているので捨てるのはもったいないんです!
醤油やみりん、酒などで味付けして煮詰めれば簡単に佃煮ができますし、みりんを塗って電子レンジで加熱すればカリカリの昆布チップスとしておやつとして楽しめます。この他にも様々なレシピがあるので、ぜひ自分にぴったりの昆布料理を作ってみてはいかがでしょうか。
終わりに
昆布は和食に欠かせない、旨味たっぷりの素敵な食材です。出汁をとるほかにも様々な食べ方があるのでみなさんもぜひお試しくださいね。
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