
始まりました!
全国の食べたい郷土料理を独断で決定してご紹介する、その名も「全国郷土料理ツアー」!
今回は記念すべき第一弾、北海道からのご紹介。どんなおいしい料理が出てくるのでしょうか?
ぜひ、お楽しみください。
紹介
イカめし

まずは函館地方から、イカめしのご紹介。
はらわたと下足(ゲソ)を取り除いたイカの中にもち米を詰め込んだ料理です。醤油が香る出し汁で炊きあげます。
下足を細かく刻んだものや筍などを具としてお米に混ぜ込むこともあります。
今や駅弁としても大人気です。もともとは戦時中に食料が不足していたことから、配給されたお米を節約するために
考案された料理だそう。ちょっとの工夫でお腹を満たせるんですね。
三平汁

お次は三平汁です。
塩漬けにした魚と野菜を煮込んだおかずで、北海道では広い地域で定番の家庭料理です。魚の種類はサケ、タラ、ニシンなど様々です。
冷蔵庫がなく食料の保存が難しかった時代に生み出された料理なので、野菜はもとは日持ちする根菜が中心でした。
三平汁の名前の由来は諸説あります。有力なのは、最初に作ったのが「斎藤三平」という名前の漁師だったからという説です。
自分の名前が料理につくなんてすごいことですよね。
じゃがバター

最後はじゃがバターです。全国で愛される屋台の大定番ですね。
お祭りのときしか食べない人もいるでしょうが、北海道ではほとんどの居酒屋のメニューにあり、家庭でもよく作られます。
蒸したじゃがいもとバターだけでおいしいなんて不思議です。
北海道民はこのじゃがバターにイカの塩辛を付け合せとして食べる習慣があるそうです。
塩辛の塩味がじゃがいものおかげで和らぐのだとか。
まとめ
ご紹介したのは3つだけですが、もちろん北海道にはまだまだ、おいしい郷土料理がたくさん!
海に囲まれている上、広くて豊かな土地を持つ北海道ならではですね。
じゃがバター×イカの塩辛は今日にでも家で作れますよ!