みなさん、こんにちは。
最近は、朝晩が少し寒くなってきましたね。秋の深まりを感じます。
秋といえば収穫の季節!お店には、梨や柿、巨峰など秋の果物が並ぶ一方、新米も登場していますよね。
ということで、今回は、そんな収穫への感謝が込められている、「勤労感謝の日」についてご紹介します。
実はこの祝日には、とても長い歴史と所以があるんですよ!
戦前までは「新嘗祭」と呼ばれていた
現在、「勤労感謝の日」は、昭和23年(1948)制定の「国民の祝日に関する法律」により、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と規定されています。
しかし、「勤労感謝の日」という名前がついたのは、つい最近のこと。
戦前までは、「勤労感謝の日」にあたる日は、農作物の恵みに感謝する「新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)」という宮中行事が行われていました。
「新嘗祭」とは

「新嘗祭」は、「天皇が日本国民を代表して、五穀豊穣の感謝を神様に伝える」、「五穀豊穣を祝う」という旨のお祭りです。
昔から日本人は、稲作などの農業によって、食を成り立たせていたので、秋の収穫がなければ、生きていけなくなってしまいます。収穫の有無は、まさに死活問題になるのです。
(今では、収穫量が少なくても、「値段が高くなる」程度の打撃ですが。)
このことからもおわかりだと思いますが、昔の日本人にとって、この「新嘗祭」はとても重要な行事でありました。
そして、この「新嘗祭」には、とても長い歴史があるんです。
「新嘗祭」という単語の初出は、『日本書紀』の皇極(こうぎょく)天皇元年の項。そこには、「11月16日、天皇は新嘗祭を行われた。」という記載があります。
皇極天皇元年とは、西暦642年のことなので、今から、1300年以上も前になります。つまり、1300年も前から、「新嘗祭」は行われていたのです。
「働いているお父さんお母さんに感謝しよう」

長い歴史のある「新嘗祭」は、戦後には「勤労感謝の日」として、国民の祝日の一つになりました。
元々は、「農作物の収穫に感謝の意を表す日」でしたが、今ではその名の通り「勤労に感謝する日」というイメージが強いですね。
もちろん勤労感謝の日は「私たちが毎日口にしている農作物を育ててくれている人に感謝しよう」「農作物を授けてくれた神様に感謝しよう」ということは忘れずにいて欲しいのですが、一番身近で頑張って自分を育ててくれたお父さんお母さんにも感謝をしましょう。
言葉で伝えるのが一番ですが、なかなか恥ずかしいですよね。
そんな時はメッセージを添えてちょっとしたプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。
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ずっと昔から日本人に伝わるこの気持ち、そして両親への感謝を忘れないようにしたいですね。
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おわりに
いかがでしたか?
「勤労感謝の日」は11月23日。
その日には、ぜひ、今回ご紹介した「勤労感謝の日」の歴史を思い出してみてくださいね。
そして、お子さんや周りの人にも伝えてみてください!