みなさん「箸休め」ということばの意味をご存知ですか?若いかたはあまり使わないかもしれませんね。まずぱっと思いつくのはきっと、「おつまみやちょっとしたおかず」のことでしょう。どうして「箸を休める」ものと表現されるようになったかを紹介します。
箸休めってなんだろう
現在の箸休めは、献立の間のちょっとした料理を指すことが多いですよね。代表的なものとして和物やおひたし、漬物などが挙げられます。
居酒屋さんなどでは、簡単な炒め物などのおつまみのことを含めているところもありますが、基本的には簡単に作れるおかずのようなものです。しかし、これらを食べたところで「別に箸は休まっていないのでは?」と思いませんか。
箸休めの由来
ではなぜ、箸「休め」というのでしょうか。じつは日本料理のコースでは、「箸休め」には、次の料理にそなえていったん箸を休め、口の中をさっぱりさせるという役割が持たせてあります。
料理の途中で箸先を清める意味もあり、昔は汁物や茶碗蒸し、酢の物など、汁仕立てのものが常識でした。つまり、汁仕立ての料理で一旦箸を清めることが「箸休め」となったのです。
それが家庭料理になると、コースではなく口の中をさっぱりさせる役がそれほど必要でなくなったために現在の形になりました。
おわりに
なんとなく使っていた「箸休め」にもこんな由来がありました。あらためて日本文化って面白いですよね。ハレトケでは日本食には欠かせない、お箸の相棒「箸置き」を取り扱っています。
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