琉球漆器

琉球漆器の歴史~漆黒と朱色の配色が美しい伝統漆器~

琉球漆器の歴史を年代別にかんたんに紹介

14~15世紀頃 - 琉球漆器の起源。中国から伝わった漆器技法が沖縄で独自の発展を遂げ始める。
17世紀初頭 - 琉球王国で三線が宮廷楽器として正式に採用され、漆器も外国への献上品として使われる。
1879年 - 士族がその地位を失い、三線を含む文化が庶民に伝わり始める。
1945年 - 沖縄戦により多くの文化財が失われる。
1955年 - 琉球政府時代、名器とされた三線3挺が特別重要文化財に指定される。
1958年 - その他の名器8挺も重要文化財に指定され、1972年には沖縄県指定有形文化財となる。
1974年 - 琉球漆器が沖縄県指定の伝統工芸品に指定される。
1986年 - 琉球漆器が経済産業省指定の伝統的工芸品に指定される。
1995年 - 追加で9挺の三線が重要文化財として指定され、20挺が工芸品として指定されている。
2012年 - 三線が沖縄県伝統工芸製品の26番目に指定される。
2018年11月 - 三線が国の伝統的工芸品に指定される。

琉球漆器の歴史(詳細)

琉球漆器の歴史は14~15世紀頃の琉球王国時代にさかのぼり、中国から伝わった漆器技法を基にしながら、沖縄独自の発展を遂げました。この時期、琉球漆器は祭りや儀式用のアイテムとしてだけでなく、中国、タイ、マレーシアへの献上品として、また徳川家康への献上品としても利用されるなど、外国との交流を通じて価値を認められました。沖縄戦で壊滅的な打撃を受けた後も、米軍向けの土産品製作を皮切りに復興し、料亭用の碗や位牌(トートーメー)などの注文により再び人気を博しました。沖縄独特の絵柄を取り入れた作品や歴史に影響を受けた作品が多く存在し、芸術性が高い美術工芸品から日常生活で使われる食器や装飾品に至るまで種類が豊富です。琉球漆器は1974年に沖縄県指定の伝統工芸品に、1986年には経済産業省指定の伝統的工芸品となり、お土産としても人気が高まりました。

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