全国のおいしい郷土料理を紹介する「全国郷土料理ツアー」第8弾!
とうとう最後の記事となってしまいましたね…。
最終回の九州地方も農業県が集まっていて、料理はよりどりみどりでした!
紹介
須古寿し
まずは佐賀県から、須古寿し(すこずし)です。
大体10cm四方に整えられたご飯の上に錦糸卵やかまぼこ、紅しょうがなどカラフルな具がのっています。
そして注目すべきは、具材の一つにムツゴロウが使われることです!有明海の幸ですね。
室町時代、農民を大切にしていた須古地区の領主に、人々が感謝の意を込めて献上したのが始まりだそうです。
鶏飯
続いて鹿児島県、奄美大島の鶏飯(けいはん)です。同じ漢字を使う鶏飯(とりめし)という料理もありますが別のものです。
鶏飯(けいはん)は、蒸した鶏肉細く裂いたもの、錦糸卵、たくあん、ねぎ、みかんの皮、椎茸、パパイヤの漬物(!?)などをご飯の上にのせて、だし汁をかけて食べます。
贅沢で風変わりなお茶漬けといったところでしょうか。
パパイヤの漬物やみかんの皮を入れるあたりが、いかにも郷土料理という感じがしますね。
最初に作られたときは炊き込みご飯で、現在の形はアレンジされてできたもの。
ヤギ汁
最後に沖縄県のヤギ汁です。作り方はいたって普通で、ヤギの肉と野菜を一緒に煮込むだけです。
ところがこれは好き嫌いが非常にはっきり分かれる料理なのです…。
そもそもヤギの肉を使っている時点でおわかりかと思いますが、匂いがダメという人が多いのです。
臭みを消すためにヨモギやおろし生姜と共に食べるようです。
一方で好きな人にとってはたまらなく食欲を刺激する匂いだとか。栄養価も高いので、試す価値はありそうです。
まとめ
最後の最後で「おいしい料理」という枠から少し外れてしまった気もします。
沖縄ではヤギが放し飼いにされていることが多く、観光客には人気のようです。
そして、触れ合ったヤギがその日の夕食としてでてくるなんてことも…。
食について考えるにはいいことなのかもしれません。
さて、様々な土地の独特な郷土料理、どれも魅力的でしたね。これにてツアー終了です!
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