父の日

父の日のプレゼントに上質な伝統工芸品はいかが?おすすめギフトを紹介

お父さんに日頃の感謝を伝える父の日。

カタログギフトやお菓子、お花などが定番ですが、なにか特別なこだわりのあるプレゼントを贈りたいと考えていませんか?

そんな方におすすめなのが、伝統工芸品のギフトです。

高級品だと思いがちですが、実は予算の範囲内で購入しやすいものがたくさんあるんです。

本記事では、年代別の父の日におすすめのプレゼントや、プレゼントを贈るときのマナーを紹介します。

2022年の父の日はいつ?今年は 6月19日(日)

今年の父の日は、6月19日(日)です。

日本では、父の日は毎年6月の第3日曜日と決まっています。

カレンダー上では休日のため、仕事の予定が入っていないときや、近場に住んでいる場合は実際に会いに行ってみてはいかがでしょうか。

また、父の日とセットで挙げられる母の日は、毎年5月の第2日曜日。

お父さんとお母さんに別々のギフトを贈るのもよいですし、夫婦用のものを一緒にプレゼントすることもできます。

なぜ父の日にプレゼントを贈るのか

国によって起源は異なりますが、日本ではアメリカで生まれた父の日を取り入れています。

当初アメリカでは母の日しかなかったのです。

男手一つで自分を含めた6人兄弟を育てた父親に感謝の気持ちを伝えたいと思い、ソノラという女性が1909年に教会の牧師に相談したのが始まりです。

日本では1950年代に導入され、1980年代に毎年恒例の行事として浸透しました。

現在は父親への感謝を伝える日として、多くの人に親しまれています。

50代の父親におすすめのプレゼント3選

社会人・ビジネスマンとしてのキャリアを重ね、多くの部下を率いる立場になる50代。

若いころに購入したビジネス用品や小物類が傷み始める時期でもありますから、ワンランク上の高級感があるものを選んでみましょう。

名刺入れやネクタイなど普段使いしやすいギフトは要チェックです。

甲州印伝の名刺入れ

山梨県の伝統工芸品である「甲州印伝」を使った名刺入れです。

なめした鹿革の素材に漆で模様を描いており、キャリアを重ねた男性が持つのにふさわしい重厚感があります。

時間が経つにつれて味が出てくるため、ずっと使ってもらえる一品です。

サイズは7×11cmで、スーツのポケットに入れるのにちょうどよいく、ポケットが2個付いており、カードケースとしても使用できます。

一般的な名刺入れの寿命は3年と言われてますが、壊れるまで愛用する方も多いです。

退職までもうひと頑張りの50代は、名刺入れを交換するベストタイミング。

旦那様やお父様のラストスパートに寄り添えるような名刺入れを贈ってみてはいかがでしょうか。

西陣織のネクタイ

京都を代表する織物「西陣織」を使った上品なネクタイ。

控えめなツヤと滑らかな質感で、普段着ている仕事用のスーツをおしゃれに見せられます。

日本製のシルクを100%使用しており、父の日にぴったりの高級感がある逸品です。

デザインのバリエーションも豊富で、シンプルな無地のものからドットやストライプの柄物など、全12種類を展開しています。

お父さんがネクタイを身につけた姿を想像しながら、これだと思う一品を見つけてみてください。

有田焼のお皿

お酒好きのお父さんにおすすめなのが、佐賀県の伝統工芸品である「有田焼」のお皿。

細長い長方形のため、焼き魚を乗せるのにちょうどよい大きさ。

キムチ・枝豆・お刺身などのおつまみをちょっとずつ乗せて、いつもより豪華な晩酌を楽しむこともできます。

電子レンジに対応しているため、つくねや焼き鳥を温めて、そのまま食卓に並べることも可能。

絵柄は左右の隅にのみ描かれており、控えめで品のあるお皿です。

60代の父親におすすめのプレゼント3選

定年を迎え、第2の人生を歩み始める60代。

自分だけの時間をたっぷり確保できるため、お父さんの趣味にまつわるものや、お酒好きの方には晩酌アイテムがおすすめです。

今まで社会で一生懸命働いてきた分、自分が好きなことを思い切り楽しんだり、穏やかに過ごしたりして欲しいですね。

江戸切子のぐい吞み

日本酒や焼酎が好きなお父さんにプレゼントを贈るなら、ぐい吞みは要チェック。

東京都の伝統工芸品である「江戸切子」は和の文様を繊細に表現しているのが魅力で、机に置くだけで場に華やかさをプラスできます。

キラキラと輝くグラスに透明なお酒を注ぐと、特別感もアップするでしょう。

兄弟姉妹それぞれで父の日のプレゼントを贈るときは、事前に打ち合わせをして高級な銘柄のお酒や上等なおつまみも贈ってみてください。

阿波正藍しじら織の甚兵

父の日を過ぎると梅雨が明け、気温と湿度が一段と上昇していきます。

厳しい夏を少しでも快適に過ごしてもらうためにも、甚平は要チェック。

特に徳島県の伝統工芸品である「阿波しじら織」は軽くて肌触りが良く、汗で肌に貼りつきにくいため、これからの季節にぴったりです。

サイズはS~4L、デザインは紺十字絣や黒白縞など10種類以上あります。

夏休みに帰省した時、近所へのお出かけや地元のお祭りで着てもらえるかもしれませんよ。

越前漆器のお椀

お父さんが仕事を定年で退職したタイミングで、新しいお椀を贈るのはいかがでしょうか。

一度購入したら壊れるまで買い替えることはあまりないのですが、人生の節目を記念してプレゼントするのもおすすめです。

福井県で生産している「越前漆器」は何層にも漆を塗り重ね、上品なツヤ感があるのが魅力。

食洗器に対応しているものもあるため、普段漆のお椀に馴染みがない方も手軽に扱えます。

70代の父親におすすめのプレゼント3選

まだまだ心身ともに元気な70代。

父の日のプレゼントは、お父さんのライフスタイルに合ったものを選びましょう。

お出かけ好きの方にはファッションアイテムやバッグ類、自宅での時間を満喫している方には食器類や筆記用具などの日用品がおすすめです。

日用品はすでにたくさん持っているケースがあるので、特別感を出すためにもプレゼントに名前を入れられるかも確認してみてください。

輪島塗のボールペン

高級漆芸品として根強い人気を誇る石川県の「輪島塗」は、70代のお父さんに贈るのにぴったりの品です。

ボールペンなら、普段からメモを取ったり、書類を書いたりするのに使ってもらえますから。

真っ黒の漆の上に金色の華やかな装飾を施しており、お父さんも周囲の人に自慢したくなるデザイン。

ただし輪島塗は人気がある分高価なものが多いため、兄弟姉妹や家族でお金を出し合って贈るのも良いですね。

みんなで出しあって贈ることで、一生もののプレゼントになることでしょう。

美濃焼の晩酌セット

ビールやワインなどのお酒は、いくつになってもつい飲みたくなってしまいます。

晩酌を何年も続けている方に向けては、晩酌セットをプレゼントしてみましょう。

岐阜県の「美濃焼」でできており、ゴロンとしたフォルムが手にしっかりと馴染みます。

セット内容は、グラス・マドラー・コースター・小皿の4点です。

お酒だけでなく、コーヒーに砂糖を入れて飲むときや、日本茶と合わせて和菓子を食べるときにも活躍します。

グラスは名入れすることが可能です。

甲州印伝のバッグ

友人との旅行や孫の運動会など、自分の楽しみのために外出する機会が多くなる70代。

アクティブなお父さんには、「甲州印伝」のショルダーバッグがおすすめです。

カラーは黒もしくは紺で、近くで見ると漆で縁起の良い市松文様や七宝文様が描かれています。

鹿革と漆ならではの上質感がありますが、重量は約318g前後で、簡単に持ち運べるのが魅力。

マチが6cmあり、財布やハンカチを入れて持ち歩くのにぴったりのバッグです。

また、ショルダーバッグを持ってもらう事で両手があき、万が一の転倒時にも対応できるようになるでしょう。

父の日のプレゼントを贈るときのマナー

せっかく父の日にプレゼントを贈るのですから、心から喜んでもらえるよう、最低限のマナーはきっちりと抑えておきましょう。

大切なのは、お父さんに気を遣わせないような価格のものを選び、縁起の悪いギフトは避けること。

また、結婚している方が気になりやすい、義父へのプレゼントについても解説します。

父の日のプレゼントの相場は3,000~5,000円ほど

父の日に贈るプレゼントの相場は、3,000~5,000円くらいです。

あまりに高額なものだとかえって気を遣わせてしまいますが、普段購入しないような「ちょっといいもの」を贈りたいと思うと、このくらいの価格帯になります。

兄弟姉妹がいる場合は全員でお金を出し合って有名店の料理や、高級ブランドの豪華なグッズを贈ることも可能です。

ハンカチ・鞄(かばん)・履物類をプレゼントするときは注意が必要

父の日のプレゼントを選ぶときは、ハンカチ・鞄・履物を贈らないようにしましょう。

ハンカチは漢字で書くと「手巾」で、「手切れ」という意味を連想させます。

特に白い布は死者の顔にかけるもののためタブー視されており、注意が必要です。

鞄は「もっと勤勉に」という意味で受け取られる場合があります。

そのため、退職前のお父さんの場合、本人からの希望がない限り鞄は避けておきましょう。

実用的な靴下や靴などの履物も、「相手を踏みつける」と解釈され、父の日のギフトには不向きです。

義父へのプレゼントはどうしたらいいの?迷ったら夫婦や家族で贈るのもあり

「自分には血のつながりがないし、夫もしくは妻だけが贈ればいいんじゃない?」と思いそうになる義父へのプレゼント。

ですが、義父に対しても毎年父の日のプレゼントを贈る人は多い傾向にあります。

家庭によっては節目に合わせて数年に一度だけ贈ったり、プレゼントを贈る代わりに一緒に食事に行ったりと、父の日のギフトを贈る回数や父の日の過ごし方はさまざまです。

父の日のプレゼントは夫婦の連名でも贈れるので、気になる方は家族と話し合うことをおすすめします。

父の日のギフトに伝統工芸品を贈ろう

毎年6月の第3日曜日が父の日です。

予算相場の5,000円以内でも、伝統工芸品ならではの本格的で高級感ある品物がたくさんあります。

遠方に住んでいる方は、日々の感謝を込めたメッセージを添えてプレゼントを贈ってみてください。

お父さんをイメージしながらギフトを選び、父の日の当日は素敵な時間を過ごしましょう。

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