コラム

お米の特徴を知ると、ごはんはもっと美味しい

みなさん、ご自分の好みのお米、きちんと選べていますか?

なんとなく買って、なんとなく炊いて、なんとなく食べる…それでも、美味しいかもしれません。でも、きちんとご自分の好みを知って選ぶようにすると、もっと美味しく食事を楽しめそうですよ。

今回は、身近なはずで意外と知らない、お米のいろいろな違いをご紹介します。

濃い味・薄い味

お米の味を意識して食べる、という方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。お米の味にも、濃い、薄いがきちんとあるんですよ。よく噛んだ時に、甘みがしっかり感じられるものは味が濃いと言えます。

例えば、濃い味を持つブランド米には、コシヒカリ、あきたこまち、ゆめぴりかなどがあります。一方さっぱり淡白な味を持つのは、ササニシキ、キララ397などが代表です。

味の濃淡は一番わかりやすい違いだと思うので、次にお米を食べる時はぜひ意識してみてください。

粘りの強弱

粘りも重要なポイントのひとつです。お米一粒一粒の密着度が高いと粘りが強く、低いと弱いことになります。

粘りの強いブランド米はコシヒカリ、ゆめぴりかなどで、もっちりとした食感が特徴です。粘りの弱いものとしてはひとめぼれ、ササニシキなどが挙げられ、あっさりしたお米が好きな方におすすめです。

柔らかさ

つづいてお米の柔らかさについて。

炊く時の水分量の調節でも柔らかさは変わってきますが、お米の品種によっても違いがみられます。柔らかい品種はゆめぴりかやひとめぼれ、硬い品種ははえぬきが代表だそうです。また、炊く時にも調整が可能です。柔らかめに炊くと美味しいと言われる品種にはこしひかりやひとめぼれがあり、固めに炊いてもおいしいのがヒノヒカリ、キララ397などです。

粒の大きさ

お米

お米の一粒一粒に注目しないとわかりませんが、これまた重要なのが粒の大きさの違い。

小粒のお米は一緒に食べるおかずを引き立てるので、何かと合わせて食べる方に、大粒のお米はお米本来の美味しさを楽しみたい方におすすめです。小粒の代表はあきたこまちやササニシキなどで、大粒なのはひとめぼれやにこまるなどだそうです。

香り

お米の香りって、意識したことがありませんでした…

でも、ごはん好きの人は、ごはんの香りを人一倍感じ取っていますよね。炊いたお米の独特の香りは、「カルボニル化合物」が主成分。このカルボニル化合物は、お米に含まれるタンパク質が分解されてできたアミノ酸と、でんぷんが分解されてできた糖が反応して生成されるものだそうです。

炊けたとき、口に入れたとき、そして噛んだときの香り…
お米のおいしさ全体に影響を与える要素として、香りにも注目することが必要なのです。

合わせるおかずも違ってくる!

カレーライス

お米の特徴が変わると、それに伴って違ってくるのが、一緒に食べるおかず。硬くもっちりしたお米(例:コシヒカリ)には和食がぴったりです。同じく硬くても、あっさりしたお米(例:はえぬき)は丼ものやカレーにどうぞ。

反対に柔らかく粘りの強いお米は(例:ゆめぴりか)味の濃い料理に合わせるとおかずを引き立てるのだそうです。最高の食事を楽しむためには、こんなにたくさんのポイントがあったのですね!

ベスト・オブ・お米を見つけよう!

知れば知るほど、奥が深いお米の世界。品種だけでなく、炊き方や炊飯ジャーの種類、使用するお水などの違いで、まったく違った美味しさになるそうですよ。

品種ごとのおいしさの違いは、たくさんのサイトで紹介されています。
おすすめは「美味しいお米NAVI」や「株式会社ヤマタネ食品本部のお米の話」など。

みなさんも、お米本来の特徴に注目してご自分の好みを知り、あなただけのベスト・オブ・お米を探してみてください!

[goods_box ahref='http://t.felmat.net/fmcl?ak=J547W.2.95910_X.P85830' goods_name="結び 夫婦ギフト" img='musubi-meoto01' price='3500' description='蝶結びのデザインが描かれたお茶碗と箸置きの夫婦セットです。
何度でも繰り返してほしいという願いをこめて、蝶結びの水引を使います。']

-コラム