全国のおいしい郷土料理を紹介する「全国郷土料理ツアー」第7弾!
早いものでもう残すところあと1回となってしまいました。
周りを海で囲まれている、自然豊かな四国地方。おいしい食材はたくさんありそうですね。
紹介
あんもち雑煮
まずは香川県のあんもち雑煮です。「あんもち」は何かの比喩ではなく、本当にあんもち(餡餅)なのです。
これはいりこで出汁を取った白味噌の味噌汁に大根と人参、そして丸いあんもちを入れたもの。
初めて聞く人は、味噌汁にあんこって味は大丈夫なのか、と驚いてしまいますね。
ですがやはりおいしいんだそう。甘さとしょっぱさが混ざって絶妙な味だとか。
確かにお菓子でもそういう組み合わせありますね。(塩と大福然り、チョコとポテト然り。)
県民にとっては家庭で普通にでてくる馴染み深い食べ物のようです。
鱧皮ちくわ
出典:barutanseiji.blog105.fc2.com
続いて徳島県の名物、鱧皮(はもかわ)ちくわです。
ちくわといっても、おそらく皆さんの想像するような筒状のちくわではありません。
すり身にして焼くのではなく、鱧の皮だけを竹の棒にぐるぐる巻きつけてタレをつけて焼くのです。
鱧といえば高級魚。もともと頻繁にお目にかかれる魚ではありませんが、皮だけを使った料理となるとかなり珍しいのではないでしょうか。
鱧のかまぼこを作る際に皮を余らせるのがもったいないということで考案されたそうです。
コラーゲンたっぷり、旨味もたっぷりで味も申し分なし。さすが高級魚です。
うつぼ料理
出典:hitosara.com
最後は高知県、うつぼ料理です。うつぼを使った料理全般を指します。
うつぼなんて水族館以外ではあまり見ないような魚ですが…。しかも性質は獰猛で見た目もグロテスク。
しかし!見た目に反して上品な味でおいしいと県民の中には熱狂的なファンもいるとか。
少々値が張ることと、小骨が多く調理がとても難しいことで家庭では簡単に食べることができないそうです。
まとめ
今回の料理は先入観にとらわれるなシリーズでしたね。
あん餅と味噌汁の組み合わせは美味しそうとは思えないし、鱧もうつぼもお世辞にも可愛い魚とはいえません…。
人が見た目によらないのと同様、料理の味も見た目で判断してはいけませんね!
[goods_box ahref='http://t.felmat.net/fmcl?ak=J547W.2.O5134_F.P85830' goods_name="アッパレ お山の豆皿4個セット" img='' price='3000' description='富士山をモチーフにした豆皿です。まさしくハレの日に相応しい柄で、お祝いや引き出物、お返しなどにもピッタリな贈り物です。']