海外へのあこがれが強く、洋風な内装、洋食器で揃えている方も多いのではないでしょうか。
洋食器は同じお皿がテーブルに並ぶことが多いですが、和食器は様々な大きさ・柄の食器が並ぶことが多いです。
これは美意識の違いから違いが出ているようです。
食器に対する美意識について
これは下記のような違いがあるようです。
洋食器:テーブルに全て同じ器が並ぶ美しさ。
和食器:文様や素材の異なる器が集まってひとつの世界を作り出す美しさ。
旅館や料亭でも、同じお皿で料理が出てくることはほとんどありませんが、
フランス料理店に行くと、同じ種類のお皿で出てくることがほとんどではないでしょうか。
季節感について
和食器には四季が深く関わっているのに対し、洋食器には季節ごとにお皿を変えるという習慣はないようです。
もちろんテーブルコーディネートとして、ランチョンマットなどをクリスマス仕様にしたりすることはありますが、
食器自体が四季を表現するというのは、和食器独特の文化のようです。
日本人の美意識の違いについて、よくTVでも話題になっていますが、
現代では洋風に憧れるあまり、日本独特の美意識が薄れていってしまうのではと寂しくなることがあります。
ぜひ、日本の美しさにも目を向けてみてください。新しい発見があるかもしれませんよ。