三条仏壇

三条仏壇の歴史~一切の妥協がない、品格ある伝統仏壇~

三条仏壇の歴史を年代別にかんたんに紹介

1299年: 法華宗総本山「本成寺」が建立されました。
1690年: 浄土真宗大谷派「本願寺別院(東別院)」が建立されました。
江戸時代中期(正確な年は不明): 三条の仏壇産地としての歴史が始まります。この時期に、京都から宮大工や指物師、塗師、錺金具師が呼び寄せられ、地元三条の職人を指導しました。

三条仏壇の歴史(詳細)

「三条仏壇の歴史」に関する情報をまとめます。三条地方は、仏教が非常に盛んな地域で、「仏都三条」と称されるほどです。仏壇産地としての歴史は、江戸時代中期にさかのぼります。特に重要なのは、北陸随一の堂宇伽藍を持つ東別院など、大規模な寺院の建立です。これらの寺院の建設には、京都から呼び寄せられた宮大工や指物師、塗師、錺金具師が指揮・指導を行い、多くの地元三条の職人が参加しました。

正安元年(1299年)に法華宗総本山本成寺が、元禄3年(1690年)には浄土真宗大谷派本願寺別院(東別院)が建立され、特に東別院の建立は、地元職人の技術向上に大きな影響を与えました。この影響で、三条地方で仏壇の製造が盛んになり、塗立、梨子地塗、木目出し塗などの独特な塗り技法が特徴となっています。こうして、仏壇製造は浄土真宗とともに広まり、三条仏壇はその歴史と技術を今に伝えています。

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