コラム

もっとおいしく楽しもう!日本の野菜の魅力

食事は生活の基本。
食べ物を通して健康を意識するのは、大切なことですよね。
そこで沢山食べたいのは、やっぱり新鮮なお野菜!

ということで今回は野菜のお話です。
日本で食べられるおいしい野菜の魅力に迫りましょう!

私たち、野菜が足りていません!

まずは問題提起。皆さん、野菜足りていますか?
厚生労働省が平成25年度に発表した「国民健康・栄養調査」。これによると、成人の皆さんが1日に摂取している野菜の量は平均272.85gだったそうです。

一方目標は、色の濃い緑黄色野菜を120gに、薄い色の淡色野菜230gでなんと合計350g!三食しっかり野菜を取り入れないと、なかなかクリアするのが難しい数字です。
健康のためと理解していても、なかなか不足しがちなのが実態ですね。

日本原産の野菜の魅力

ところで、色々な種類の野菜がありますが、日本原産の野菜にはどんなものがあるかご存知ですか?
日本原産の野菜、つまり、「もともと日本に自生していた野菜」には、アシタバ・ウド・セリ・フキ・ミツバ・ワサビなどがあります。なんだかシブいというか、あまり親しみのない野菜が多い印象ですよね。

でも、これらの野菜は注目すべき効能がいっぱい!
アシタバやフキは食物繊維を豊富に含み、コレステロールの排出や便秘に効果的。ミツバ・セリにはβカロテンが含まれていて、動脈硬化を予防します。

また、女性に嬉しいのはウドとワサビ。ウドはカロリーがとても低いのに腹持ちが良いので、ダイエット中の方には特にオススメ。ワサビに関しては日本の本わさびにしか含まれていない「スルフィニル」という成分に、若返りの効果があるとされ、大注目なんです。

日本に根付いた外国原産のおいしい野菜

魅力的な効果が沢山の、日本原産野菜をご紹介しましたが、正直「これだけ?」と思った方も多いのでは?
実は私たちが普段口にする野菜のほとんどは海外原産。馴染みある野菜の多くは、中国や朝鮮半島を通って伝わってきたものなんです。

試しにカレーの具を見てみても、日本を原産地とする野菜はゼロ!ニンジンは中東、玉ねぎは中央アジア、ジャガイモは南米が原産だと言われています。

そうは言っても、今では外国原産の野菜を日本国内で栽培し、おいしく食べることができますよね。京野菜や最近ブームの鎌倉野菜など、日本で品種が確立した野菜も多くあります。
外国から伝わった野菜を日本人好みに育てる技術は、日本の誇りですね!

おわりに

気に入った日本原産野菜はどれですか?
少数精鋭の日本原産野菜は効能面で魅力的ですし、外国原産の野菜も発達した栽培技術のおかげで、とてもおいしく食べることができます。

自分にあった取り入れ方で350gの目標をクリアして、野菜不足を解消していきましょう!

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