コラム

ご当地給食って?あなたの当たり前は違うかもしれない

みなさん、給食はお好きでしたか?
カレーが好きだった!デザートがある日だとテンション上がっていた!残り物じゃんけんはいつも参加していた!などなど、給食にまつわる思い出は誰しもが持っているのではないでしょうか?

今回は、そんなみんな大好き「給食」についてご紹介します。

給食のはじまりは山形県

給食がはじまったのは、明治22(1889)年、山形県鶴岡町。
お寺の中に建てられている私立忠愛小学校の貧困生徒に対して、お坊さんがお昼ごはんを提供したのがはじまりとされています。

そのとき提供されたものは、おにぎり、塩鮭、菜の漬け物。
これが給食のはじまりです。

それ以後、メニューを様々変えつつ、給食は展開されていきます。戦中戦後まもなくは食料不足のため、給食が一時中断されていましたが、昭和22(1947)年に、アメリカやアジア救済委員会(LARA)の支援のもと学校給食が再開されました。

その後も、給食はどんどん変化していきます。パンや麺だけでなくお米が導入されたり、牛乳の容器が変わったり…。

今日では、栄養のバランスのとれたメニューになったのはもちろんのこと、給食を通して、「食」を考えてもらうため、行事食や郷土料理があったり、その土地でとれた食材を使ったりと、様々な工夫がされています。

ご当地給食

地域によっては当たり前に出されている給食のメニューも、一歩外に出てみると、”当たり前”じゃないことがあります。
あのメニューは、「私の出身地だけだったのか〜」なんてことザラにあるんです。

たとえば、

  • 納豆アイス(北海道)
  • みそピー(栃木県、茨城県、群馬県、千葉県)
  • 麦芽ゼリー(千葉県)
  • ゼリーフライ(埼玉県)
  • ひつまぶし(愛知県)
  • たこやき(大阪府)
  • みかんごはん(愛媛県)
  • 馬肉コロッケ(熊本県)
  • やせうま(大分県)
  • にんじんしりしり(沖縄県)

などなど。

他地域出身者にとっては、「なにそれ!」と感じられるものもあると思いますが、その地域にとっては、なじみのある給食メニュー。
みなさんはどのような給食食べていましたか?
思い出してみてください!


いかがでしたか?
給食のことを聞いていたら、給食が懐かしくなったのではないでしょうか?
これを機会に、給食についてご興味を持っていただければ嬉しいです!


トップ画像出典 : kyouiku.oita-ed.jp

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