コラム

手間をかけてこその味、干物で夏を乗り切ろう

皆さんは普段お魚をよく食べるでしょうか。お魚を食べるなら新鮮なものが美味しいですよね。特に暑い季節はさっぱりしたお刺身が美味しく感じられると思います。でも、干物だって意外と夏向きの食べ物なんですよ。

夏こそ食べたい、干物のいいところ。

干物

干物がどうして夏向きな食べ物なのでしょう。その理由は2つあります。1つ目は、保存用に作られたものだから日持ちするということ。夏は冷蔵庫に入れていても腐ってしまうということがあります。長く保たせたいときにぴったりです。

2つ目は、塩を加えているということ。暑くて塩分が汗とともにでてしまうと熱中症の原因となってしまいます。干物は適度な塩分補給に役立ちます。塩を加えることで、たんぱく質の分解酵素が働き旨味成分が増えます。さらに、乾燥させることでそれが凝縮されて干物独特の風味と美味しさが生まれるのです。

後片付けを簡単に。

魚焼きグリルの後片付け

そうはいっても干物をグリルで焼くと、その後油汚れや焦げ付きを取るのが大変。それが億劫で干物を避けている方もいるのではないでしょうか。そんな方に、簡単に汚れを落とす方法をご紹介します。

用意するのは重曹のみです。これを粉のまま、まんべんなく受け皿にまぶして固めのスポンジで軽くなでます。重曹と油がなじんだらお湯で洗い流します。受け皿のお掃除はこれで完了です。網は、スポンジに重曹が残った状態で網を挟むようにして洗います。焦げ付きが落ちにくかったら金タワシで落として下さい。

魚を焼く前に網にお酢を塗っておくのもおすすめです。ひっ付き防止になります。それでも、どうしてもグリルを使いたくないというのであれば、フライパンにクッキングシートを敷いて焼くこともできるので試してみて下さい。シートを敷くので汚れも少なくて済みますよ。

器選びも重要です。

スウォッチ皿 焼き魚

美味しく干物が焼けたら、さらに美味しく見せるために器にもこだわりたいものです。スウォッチの長角皿は、お魚を盛るのにぴったり。藍色と白ですっきりした色合いは食材の見た目を邪魔しません。大きさも程よく、柄違い3枚セットなのが嬉しいですね。もちろん干物以外でも使い勝手の良い器です。

[goods_box ahref='http://t.felmat.net/fmcl?ak=J547W.2.N5166_5.P85830' goods_name="スウォッチ 長角皿 【パターン②】" img='swatch-rect-plate-02' price='3000' description='男女問わず人気の柄で、サイズも丁度いい大人気の長角皿です。
柄は【クラック】【ポロック】【ステッチ】の3種類セット。']

終わりに

塩を加えて作る干物ですが、最近では健康志向の方向けに塩分控えめが主流のようです。また、日本は魚介類の1日の消費量が1人あたり155グラムで世界6位。十分上位ではありますが、日本人の魚介類の消費量は減少傾向にあります。かわりに増えているのが肉類の消費量です。お魚には不飽和脂肪酸が多く含まれています。お肉もいいですが、お魚もバランス良く食べて健康な体を維持したいですね。

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