みなさん、日本酒はお好きでしょうか?
私事で恐縮ですが、私は日本酒大好きです!お酒の中で一番好きです!!
私は元々、日本酒の味の奥深さに惚れて、日本酒好きになったのですが、今では、日本酒の作り手さん(蔵人)に惚れて、もっともっと日本酒好きになりました。
酒蔵の情報を本やネットで読むのももちろん良いですが、やはり実際に足を運ぶのが一番!
ということで、私は先日、ある酒蔵に見学に行ってきました!
今回は、私の酒蔵体験記をご紹介しますね♪
迷路のような酒蔵
私が、酒蔵に行って、一番初めに思ったことは、「酒蔵の中はまるで迷路のよう!」ということです。
それもそのはず。
日本酒は多くの過程を経て作られているのですから。
日本酒好きの方なら、「一麹(いちこうじ)、二酛(にもと)、三造り(さんつくり)」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、これは、日本酒の「麹造り」「酒母造り」「もろみ造り」の代表的な三工程を表した言葉です。
酒蔵では、その三工程を含め、一連の流れとして「精米」「米洗い」「米蒸し」「麹造り」「もと造り(酒母造り)」「仕込み(もろみ造り)」「搾り」「ビン詰」などの工程があり、それが様々な場所でなされています。
米を蒸す場所、麹を発酵させる場所、アルコール発酵させる場所、ビン詰する場所などが、あちらこちらにあるんです。
私は、迷路のような酒蔵をくるくるまわって、日本酒が作られるまでの工程やそれに伴う手間暇を実感しました。
杜氏(とうじ)さんの真剣な目
私は、見学させていただく中で、杜氏さんが他の蔵人さんに指示を出している様子を拝見しました。「杜氏」とは、その酒蔵の総指揮官のことです。日本酒の様々な工程で、細かな指示を出しています。
例えば、麹をどの温度で発酵させるのか、という温度の指示。ほんの少しの温度の違いでも、できる日本酒の味は変化するので、とても重要な判断を杜氏さんはしていることになります。
指示を出す杜氏さんの目は真剣そのもの。
私は、そんな杜氏さんの姿を見て、日本酒の味には、杜氏さんの性格や経験が反映されているのだと感じました。日本酒の味の違いは、原料である米や水の違いだけでなく、指示を出す杜氏さんの違いでもあるのです。
日本酒の奥深い味の背景を垣間見ることができました。
沁みわたる”搾りたて”
見学の中で、私は、酒と粕を分ける「搾り」の工程を経たばかりの日本酒を試飲させていただきました。その文字通りの”搾りたて”の日本酒は、今までに飲んできた日本酒の比ではなく新鮮で体に沁みわたりました。
そのとき、私は、「酒蔵見学に来て良かった〜」と心底から思いました(笑)
日本酒造りの工程や、杜氏さんはじめ蔵人さんの働く姿を見たあと、ということも相まって、そのときに飲んだ日本酒には格別のおいしさがあったのだと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
私の感動は伝わりましたでしょうか?(笑)
日本酒好きな方は、絶対に酒蔵に行った方がいいと思います!
日本酒の味わい方が変わると思いますよ。
酒蔵は、全国各地にあります。
気になった方は、まずはお近くの酒蔵に行ってみてくださいね。