コラム

かわいい和食器。おすすめ10選。

みなさんは和食器にどんなイメージを持っていますか?
ごつごつしていて、重そう?おばあちゃん家にあるやつ?

いえいえ、そんなことはありません。
今、和食器は若い女性の中で大人気!
だって和食器ってカワイイんだもん。

ということで、今回は、おすすめのかわいい和食器をご紹介しますよ〜。

波佐見焼(はさみやき) | 長崎県

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波佐見焼は、焼き物で有名な長崎県で作られている磁器です。
波佐見焼の焼かれている波佐見町は、有田焼の有田町、伊万里焼の伊万里市、唐津焼の唐津市からほど近い場所に位置しています。春の陶器市は、これらの陶磁器の窯元さんが出店して、とても賑わうそうですよ。

波佐見焼の特徴は、なんと言っても女心をくすぐるかわいいデザイン。ツルリとした質感もとても魅力的。思わず手に取りたくなっちゃう!

九谷焼(くたにやき) | 石川県

九谷焼

出典:sumally.com

九谷焼は、石川県南部地域の九谷村ではじめ作られた、加賀の意匠をたっぷり感じられる、魅惑の磁器です。

九谷焼の一番の特徴は、その独特の色。九谷五彩(緑、黄、赤、紫、紺青)と呼ばれる和絵具によって色付けされています。見ていると吸い込まれそう!

益子焼(ましこやき) | 栃木県

益子焼

photo by : rokuroboys

益子焼は、栃木県にある益子町周辺を産地とする陶器です。

土を原材料とする陶器なので、やや重量感はあるものの、益子焼はぴったりと手になじむ、土の温かさが感じられます。益子焼は、土の温かさや質感を邪魔しないシンプルなデザインで、生活の中にスッと入り込むのが魅力のひとつ。ホットコーヒー入れて飲んでみたい!

小鹿田焼(おんたやき) | 大分県

小鹿田焼

出典:yuyujin.exblog.jp

小鹿田焼きは、大分県北部の山奥にある小さな集落で作られる陶器です。

小鹿田焼きの特徴は、その模様。例えば、「飛び鉋(かんな)」や「打ち刷毛目(はけめ)」などの技法によって描かれた模様があります。「飛び鉋」は工具の刃先を使って、連続した削り目を付ける技法で、「打ち刷毛目」は刷毛(はけ)を使って緻密な線を描く技法です。

シンプルを極めてひとつの芸術になっています。「打ち刷毛目」の大皿、ほしいなあ〜。

珉平焼(みんぺいやき)| 兵庫県淡路島

珉平焼

出典:enigmesurre.blogspot.jp

珉平焼は、淡路島の南端で賀集珉平(かしゅうみんぺい)が創始した陶器で、”淡路が生んだ幻の名陶”とも言われています。

珉平焼の特徴は、はっきりした独特の色合いと、豊かなカラーバリエーション。色合いは現代にはないような独特のものだけど、載せる料理を選ばないのが、珉平焼のいいところ。意外になんでも合うんだそうですよ。

何を載っけようかな〜?

伊賀焼(いがやき) | 三重県

伊賀焼

出典:iga-iroiro.jp

伊賀焼は、奈良時代からの長い歴史を持つ、三重県伊賀市で焼かれている陶器。魅力は、土本来の味を全面に出しているところ。

素朴な土の風合いで、自然美を感じられます。伊賀焼のお茶碗でお抹茶を飲んで、お茶菓子を食べたい!

出西窯(しゅっさいがま) | 島根県出雲市

出西窯

出典:www.lion-pottery.com

出西窯は、島根県出雲市で焼かれる陶器です。特徴は、「道具としての使いやすさ」を追求したデザインで、生活になじみやすいところ。控えめだけどしっかりと食卓に華を添えます。

また、色にも特徴があります。出西ブルーと呼ばれる瑠璃色は、吸い込まれそうなほど美しい!

美濃焼(みのやき) | 岐阜県

美濃焼

出典:www.muji.net

美濃焼は、7世紀ごろの須恵器の流れをくむ、岐阜県土岐市・多治見市とその周辺を産地とする陶磁器です。他の焼き物と少し違い、ひとつの焼き物のスタイルを持っていないのが特徴です。

だから、美濃焼と言っても、様々な種類の焼き物があり、魅力をひとつに特定できません。重たすぎず軽すぎず、毎日の生活にプラスしたい。主張はしないけれど、落ち着いた雰囲気を醸し出す。それが美濃焼です!

砥部焼(とべやき) | 愛媛県

砥部焼

出典:39.benesse.ne.jp

砥部焼は、愛媛県砥部町の周辺で焼かれる陶磁器。特徴は、やや厚手の白磁に描かれた、薄い藍色の手書きの模様。

筆致が感じられるその模様は、シンプルでありながら温かみを感じさせます。頑丈で重量感があり、ひびが入りにくいので、道具として評価も高いそうです。長く使えるお皿っていいですね!

沖縄陶器(やちむん) | 沖縄県

やちむん

出典:kitene.jp

「やちむん」とは、沖縄の言葉で「焼き物」のことです。 縄文土器の流れをくんでいて、やちむんにも素朴でどっしりとした力強さが受け継がれています。

やちむんの一番の特徴は、伝統を受け継いだ作家の作品や、新しい観点を取り入れた若手作家の作品など、様々な趣向のものがあり、老若男女が楽しめること。また、リーズナブルで普段使いできるものが多いのも特徴のひとつです。

那覇市には「やちむんの里」という、やちむんの工房が集まるエリアがあり、今とても人気があるそうです。そこで、お気に入りのやちむんを探してみたいなあ〜。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
名前を聞いたことのないものもあったのではないでしょうか?日本には魅力的な和食器がたくさん潜んでいる!

ぜひあなたのお気に入りの和食器を探してみてくださいね。

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