コラム

世界の「父の日」を知ろう!

みなさん、今年(2016年)の「父の日」はいつだかご存じですか?

日本では「父の日」は毎年6月の第3日曜日と決まっていて、今年は6月19日がその日にあたります。しかし、世界の「父の日」は必ずしも日本と同じ時期ではないんです。例えば、イタリアでは3月、オーストラリアでは9月に「父の日」があるんです。

今回は、世界の「父の日」について見ていきましょう!

アメリカ

アメリカ

アメリカは「父の日」発祥の地。毎年6月の第3日曜日に「父の日」があります。日本もアメリカに倣ってこの日を「父の日」としているんですよ!日本の他にも、中国、インド、イギリス、カナダ、フランス、ウクライナ、シンガポールなどの国が、6月の第3日曜日を「父の日」としています。

アメリカで「父の日」が制定されたのは、1972年。「j.b.ドット婦人」という人が「母の日と同じように父の日を」と求めたことに端を発します彼女は、6人兄妹なのですが、早くに母親を亡くします。しかし、彼女の父親は、再婚せず、男手ひとつで彼女ら6人を育て上げたのです。このようなわけで、彼女の父親への感謝の気持ちは並々ではなく、父親に感謝する日「父の日」を設けようと思ったのです。

ちなみに、6月は彼女の父親の誕生日のある月だそうです。

韓国

韓国

韓国では、毎年5月8日が「父母の日(オボイナル)」とされています。つまり、韓国では「母の日」「父の日」と2つに分けていないのです。韓国では、親を敬う「儒教」の考えが根強いので、韓国の人にとって、この日はとても重要な意味を持っていると言えます。「父母の日」が近づくと、韓国の街には、色とりどりのカーネーションが溢れます。胸元にカーネーションをさしたお母さんやお父さんの姿を見られるそうです。
すてきですね!

オーストラリア

オーストラリア

オーストラリアでは、「父の日」は9月の第1日曜日と決められています。南半球にあるオーストラリアでは、この時期は「春」。家族でバーベキューなどをして過ごすのが習慣だそうです。
楽しそうですね!

フィンランド

フィンランド

フィンランドだけでなく、北欧の国の「父の日」は、11月の第2日曜日。なんでも、11月は祝日のない月だから、この月に「父の日」が制定されたそうです。この日は、子供たちが心の込もった贈り物をして、お父さんに感謝を伝えているようです。

イタリア

イタリア

イタリアでは、「父の日」は3月19日と決まっていて、この日は「S.Giuseppe(サン・ジュゼッペ)」と呼ばれています。この「S.Giuseppe (サン・ジュゼッペ)」というのは、キリストの父親の名前。「ジュゼッペ」は英語読みをすると「ヨゼフ」。こちらの方が日本人にも馴染みがあると思います!

カトリックの本場であるイタリアでは、「父の日=キリストの父親の日」というのが当然なのですね。

イタリアでは、この「S.Giuseppe (サン・ジュゼッペ)」に家族みんなで食べる「ゼッポレ」というお菓子があります。このお菓子は、穴なしのドーナツにカスタードクリームが乗っかったようなもので、とても人気なようです。
甘くておいしそうですね!

おわりに

以上、世界のさまざまな「父の日」をご紹介しました!お国によって、違う習慣があることがわかっていただけたのではないでしょうか?

「母の日」に比べると、少し影の薄い「父の日」ですが、世界に目を向けてみると、さまざまな「父の日」があってオモシロイですね!

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