みなさん、お茶をいれるときに何を使いますか?
急須ですか?ポットですか?それとも土瓶ですか?
このように聞かれて、あれ、そもそも急須とかポットとか土瓶って何が違うんだろう。私の使っているものは、急須かポットかわからない、なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな方のために、急須とポットと土瓶の違いについてご紹介します。
目次
持ち手
まずは、形の面からこれらの違いについて見ていきます。
持ち手に着目すると、これらの違いは一目瞭然。急須は横に棒状の持ち手がついていて、ポットは輪っかの持ち手。そして、土瓶は上部に蔓状の持ち手がついています。
このように持ち手に着目すると、三者を簡単に見分けることができます。
素材
そして、素材にも少し違いがあります。
急須や陶器磁器どちらでも作られることがありますが、ポットは磁器で作られます。また、土瓶は名前からもわかるように、土からできているので、陶器というくくりになります。ただ最近では磁器で作られた土瓶も多くなってはいます。
用途
また、用途でもこれらには違いがあります。
急須は、もともとは中国において急な来客のお酒をすぐに温めるものとして使われていました。それが日本に渡ってきてからは、緑茶等のお茶を注ぐときに使うようになりました。
では、ポットではどうでしょう?
いわゆるティーポットでは紅茶をいれる際に使いますよね。また、土瓶は基本直接火にかけることができるので、お湯を沸かすときに使います。
土瓶で沸かしたお湯では、金属のやかんで沸かしたお湯よりも、お茶の味が深くなると言われています。
いかがでしたか?
ご自身がお持ちのものが、急須なのかポットなのか土瓶なのか、ご理解いただけたなら嬉しいです!
それらの違いについて知った上で、上手く生活の中に取り入れていけるといいですね!
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サイズ:
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素材: 南部鉄器→本体・鋳鉄(内面ホーロー引き) 茶漉し・ステンレス/ハンドル・鋳物 湯呑み→丸山陶石