本塩沢

本塩沢の歴史~緻密な絣模様と優美な風合い~

本塩沢の歴史を年代別にかんたんに紹介

江戸時代中期: 本塩沢の起源。越後地方で作られていた麻織物「越後上布」や「越後縮」の技法を絹織物に転用し、本塩沢の織物が作られるようになる。
江戸時代: 本塩沢の原型ができあがり、すでに本塩沢の織物が存在している。
昭和30年(1955年): 本塩沢が国の重要無形文化財に指定される。
昭和50年(1975年): 本塩沢が経済産業省によって指定伝統的工芸品に指定される。

本塩沢の歴史(詳細)

本塩沢は、江戸時代中期に越後地方で作られていた麻織物「越後上布」や「越後縮」の技法を絹織物に転用したものとされており、その起源は約400年前にさかのぼります。江戸時代には本塩沢の原型ができあがっており、その原型となった麻布は現在も正倉院に残っています。

本塩沢は「塩沢お召」として親しまれ、江戸時代から絹のしぼ織物が生産されていました。現在、本塩沢は経済産業省によって指定伝統的工芸品として認定されており、その歴史と技法は日本の伝統文化として尊重されています。

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