埼玉県南西部に位置する川越。
都心から1時間弱で行けるので、ちょっとしたおでかけには最適の観光地ですよね。
「小江戸」と呼ばれるだけあって、江戸時代を思わせるその街並みに、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。
今回はそんな川越の魅力を覗いてみましょう!
小江戸って?
「小江戸」という言葉には、「江戸のように栄えた町」、「江戸と関わりの深い町」といった意味が込められています。江戸時代、川越は松平信綱という人物が藩主を務めた、川越藩の城下町でした。
江戸幕府の重鎮だった信綱は、江戸と川越とを結ぶ新河岸川や川越街道の整備に尽力。こうして川越は江戸と深い関わりを持ち、「江戸カルチャー」の影響を強く受けたのです。
川越が「小江戸」と親しまれているのは、信綱の努力のおかげだったんですね。
「家光誕生の間」が川越・喜多院に?!
江戸と川越のつながりはそれだけではありません。川越はなんと、江戸幕府三代将軍、あの徳川家光とも深い関わりがあるんです。
喜多院という寺院は、川越の観光スポットとして有名なお寺ですが、実は1638年に起こった川越大火で全焼した過去があります。その再建に着手したのが、家光でした。
この時、江戸城内にあった建物の一部を喜多院に移築し、客間としました。それらが江戸城にあった頃、家光が誕生した間も、その中に含まれていたんです。
これは歴史好き必見ですね!
やっぱり外せない!川越グルメ
歴史もいいけど、観光と言ったらグルメも重要!なんて人。ご安心ください、川越の町は、食べ歩きも楽しいですよ。
得に有名なのは、川越いも。
お土産やさんには、甘くておいしいさつまいもを使ったスイーツがたくさん並んでいます。食べ歩きに嬉しい「いも恋」はつぶ餡とさつまいもが絶妙なバランスのお饅頭。「いもおにぎり」に「さつまいもソフト」など、おすすめのスイーツはここでは紹介しきれません!
また、近年では「ジャパニーズビール」を提供するコエドブルワリーの新商品、さつまいもを原料とした「COEDOビール」も大注目です。
是非味わってみたいものですね。
終わりに
いかがでしたか?
歴史あり、グルメありの川越。
ちょっと足を伸ばして、ゆったり楽しむ週末を、ぜひ川越で。