全国のおいしい郷土料理を紹介する「全国郷土料理ツアー」第五弾!
今回は、観光地が集中している近畿地方。有名な料理が多いので、できるだけ知られていない郷土料理を探し出してお伝えしたいと思います!
紹介
チーズ棒
まずは三重県の伊勢より、チーズ棒です。某有名スナック菓子みたいな印象を受ける名前ですね。
作ったのはかまぼこの老舗、若松屋です。さつま揚げの中にたっぷりのナチュラルチーズがつまっています。
外は香ばしく中はふんわり。一つ作るのに職人が二人がかりというこだわりよう。伊勢神宮おかげ横丁で大人気の一品です。伊勢参りのお供にどうぞ。
アメノイオごはん
出典:ameblo.jp
続いては滋賀県のアメノイオごはんです。アメ、ノ、イオと区切ります。イオとは魚の別称なので、意味は雨の魚です。
そして雨の魚とは琵琶湖のマス、特に、卵を抱えたビワマスのことです。ビワマスを炊き込みご飯にしたもので、マスめしとも呼ばれています。
この頃のビワマスは脂が落ちていますが、それを美味しく食べるために生まれたのがこの料理です。
ビワマスの風味を活かすために醤油だけでの味付けが多いようです。
くるみ餅
最後は大阪府のくるみ餅です。くるみといってもナッツの胡桃が入っているわけではありませんよ。
名前の由来は、お餅を餡でくるんであるから。堺市の名物で、室町時代からあるお菓子です。
作った当初は砂糖が輸入されていなかったので塩味だったよう。薄い緑色の餡が見た目にもきれいです。
夏はかき氷が上にのった「氷くるみ餅」も売られています。
堺市の「かん袋」というお店がくるみ餅で有名らしいのですが、その材料や作り方は門外不出!
秘密にされると気になってしまいますね…。
まとめ
大阪・京都あたりは有名なご当地グルメが数多くありますが、本当にその地でしか食べられないものって少ないですよね。
今回取り上げたものは、どれも実際に足を運ぶ価値がありそうな料理ばかり。
夏休みの旅行の参考にしてくださいね。
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