街を歩いているとよく目にするティッシュ配り。必要ないときはいちいち断らなければならず少しわずらわしい思いをすることもあります。
でも、無料で生活必需品がもらえるのは一人暮らしや節約している人にとってはありがたいものですよね。
海外にはあまりない
このティッシュ配り、海外に行くと全くと言っていいほど見かけません。実はこれ、日本独自の文化なのです。
歩いているだけでポケットティッシュがもらえるというのは海外の人からすると驚くべきことのようです。
ちなみに、中国でもたまにティッシュ配りをしているそう。日本と違うのは、受け取ったら代金を請求されたりそのティッシュの広告のお店に入ることを強要されることがあるという点です。
また、日本人はこんなに配られているのにあまりティッシュを受け取らないのが不思議だという外国人からの疑問もあります。
海外ではお手洗いに備え付けのペーパーがないことがあります。日本のお手洗いにはほぼ確実に備え付けがありますから、その場で買わなければいけなかったり自宅から持ってこなければいけない状況はあまりないことです。
だから、わざわざ何個もティッシュをもらおうとは思わないというわけです。
始まりは銀行
もともと日本で宣伝用に配るものといえば、ポケットティッシュではなくマッチでした。
マッチ箱に会社の広告を印刷して配っていたようです。ポケットティッシュがマッチに取って代わったのは1970年のことでした。
富士銀行(今のみずほ銀行)が、口座を開設したお客さんに粗品として20万個配ったことがきっかけです。
当時はまだポケットティッシュが普及していなかったため、このことは大きな話題となりました。
今では日本で年間約40億個ものポケットティッシュが配られているそう。ティッシュ配りが広まってからまだ47年ほどしか経っていないとは驚きです。
終わりに
日本人のティッシュの消費量は世界一と言われています。一人あたり、年間に約4.5キロ使っているという調査結果もあります。
ボックスティッシュに換算すると、約17箱!知ってみるとすごい量ですね。
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