全国のおいしい郷土料理を紹介する「全国郷土料理ツアー」第二弾!
今回は東北編です。寒くて雪の多いイメージのある東北。
水が豊富な上に、涼しい気候のおかげで野菜の生産も多いのです。これは期待できますね。
紹介
いちご煮
まずは青森県の郷土料理いちご煮です。いきなりお菓子?しかも苺を煮るの?それってただのジャムですよね…?
と、思うかもしれませんがジャムではありません。これはウニとアワビをだし汁で煮て、塩や醤油で味付けしたお吸い物のことです。
ウニとアワビなんてとっても贅沢ですね!いちご煮の名前の由来は、ウニの卵巣が野いちごのように見えるからだそうです。
お正月などおめでたい席でよく食べられます。
しんごろう
次は福島県のしんごろうです。しんごろうは半つき(半分精白した状態)にしたうるち米を丸めて竹串にさして、じゅうねん味噌を塗って火で炙ったものです。
じゅうねん味噌はすりつぶしたエゴマ(別名・じゅうねん)に味噌、砂糖、醤油、みりんなどを加えて作ります。
名前は、この料理を作りだしたのが新五郎という人だったとからいうことです。新五郎は貧しくてもち米を買えませんでした。
もち米なしではお正月に神様にお供えするための餅が作れません。そこでうるち米を使って、代わりとなるものを作ったのが始まりです。
どんがら汁
最後は汁物!山形県のどんがら汁です。どんがらとはぶつ切りにした寒ダラの身と内蔵をネギや豆腐とともに味噌で煮込んだ料理です。
寒ダラは産卵を控えているため脂がのっていておいしいそうです。
身はもちろんのこと、あぶらわたと呼ばれる肝や白子はとろけるようなコクで最高なのだとか。
まとめ
今回は一つしか取り上げませんでしたが、東北の郷土料理には汁物が多く見られました。
雪国はやはり温かい汁物が欠かせないのですね。
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