みなさんお馴染みのおつまみ、柿ピー。
食べやすくて、絶妙な味付け…食べだしたら止まらないですよね。
ところでこの柿ピー、最近海外でも人気を集めているってご存知でしたか?
今回はそんな柿ピーに注目してみましょう!
外国人に配るならコレ
日本のお土産は質が高く、きっとどんなものでも嬉しいはず!中でも、美味しくて種類が豊富なスナック菓子は喜ばれるので、私も留学生の友人に配ることがよくあります。日本のお土産だから…と抹茶味のお菓子を選びがちですが、意外に人気があるのが、柿ピー!
原料のもち米と醤油味がいかにも日本らしく、ちょっと変わった見た目に不思議な名前…話題性としても抜群で、外国人に「ウケる」優秀なお土産なんです。日本で観光した外国人が、自分の国に帰ってから配るお土産としても人気があるそうで、成田国際空港のお土産屋さんにもちゃんと並んでいるんですよ。
さらにアメリカでは、代表的な柿ピー「亀田の柿の種」が「Kameda Crisp」という名前で売られているそう!
柿ピーの歩み、50年
外国の柿ピー人気を知ったところで、柿ピーの歴史に触れておきましょう。そもそも柿ピーというのは略称で、「柿の種」というあられとピーナッツのミックスをさしますよね。「柿の種」自体の歴史はもっと古く、誕生は大正時代のこと。もともと、浪花屋米菓という新潟県の製菓会社が、小判型のあられを生産していました。
ある日、会社の創始者、今井與三郎さんの奥さんが、うっかり小判型の金型を踏んづけて歪めてしまったんだそうです。仕方がないのでそれをそのまま使用してみたら、取引先の主人が「柿の種に似ている」と一言。そこで「柿の種」という名前で商品化してみたら、大ヒットしたんだそうです。
一方、柿ピーに欠かせないピーナッツを加えた最初の商品が、亀田製菓の「ピーナッツ入り柿の種」。この誕生が1966年、今年でちょうど50年目というわけなんです。
種類が豊富
代表的な柿ピーは、やっぱり素朴な醤油味ですよね。でも、「柿の種」にはもっと色々な味があるんです!
ソルト&ペッパー、わさび、シラチャーソース、梅しそ…期間限定商品も含めると10を超える種類が取り揃えられています。
さらに最近ではチョコ味も話題になりましたね。トライしてみた人も多いのではないでしょうか。
柿ピーをグローバルに楽しもう
偶然できた変わった形も、キャッチーな名前も、伝統的な味も新しい味も…いろんな特徴が組み合わさって、柿ピーが日本のお土産の代表になったことがわかりました。
日本的なのに受け入れやすく、だれでも食べやすいので、世界中の人々と楽しむことができます。
外国人の方と交流する際は、おつまみとして、そして話のきっかけとして、ぜひ柿ピーを楽しんください!